職場でパワハラやモラハラなどのハラスメント行為を受けて困ってませんか?
行政機関は、複雑で窓口を探すだけでも一苦労だったりすますよね。
相談するためにネットで検索してみても行政の文章は理解するだけで疲弊してしまい、結局電話しても理解できないことも多々あります。
今回は、総合労働相談コーナーと労基署の違いを解説しながら、匿名性に適切な相談方法や相談後に何をしてくれるのかまでを分かり易く解説します。

総合労働相談コーナーとは、何をしてくれるの?

総合労働相談コーナーとは、労働局や労基署内に設置してある労働者のための相談窓口です。
行政機関の運営なのでとても安心でき、無料で相談にのってくれるで職場で悩みを抱えている人は、このブログを見て検討してください。
総合労働相談コーナーに相談できる内容
- パワハラ、セクハラ、モラハラなどのハラスメント行為
- いじめ、嫌がらせ
- 解雇、雇止めや配置転換
- 賃金引下げ など
詳しくは、「総合労働相談コーナーのご案内」で確認できます。
総合労働相談コーナーは、問題解決のアドバイスをする機関
総合労働相談コーナーに相談すれば問題を解決してくれるわけではありません。
あくまでも解決方法を提案してくれる場所なので高望みは禁物です。
しかし、法令違反の疑いがあれば会社への指導やあっせんなどを労基署に取り次ぐ場合があります。

総合労働相談コーナーは労働者の悩みの解決する一番最初の窓口です。悩みを抱え込んで心と体を壊す前に、ぜひ相談してみてください。
総合労働相談コーナーとは、匿名で相談できるのか?

総合労働相談コーナーに相談したことが、会社側にバレないか心配でなかなか行動に踏み切れない人はたくさんいます。
匿名で相談できれば、だいぶ敷居が下がるので匿名で、相談が可能なのか?また、匿名で相談した時のメリットとデメリットを解説していきます。
総合労働相談コーナーは匿名で相談できる
総合労働相談コーナーは匿名で相談できます。
しかし、匿名で相談するといくつかのメリットとデメリットが発生するので、今後自分がどうして行きたいのか良く考えてから相談しましょう。
総合労働相談コーナーに匿名で相談するメリット
匿名で相談するメリットは以下となります。
- 身バレしないから、気軽に悩みを相談できる。
- 会社にバレることによる報復人事を防ぐことができる。
メールや電話などの相談も可能なので詳しくはコチラから確認できます。
総合労働相談コーナーに匿名で相談するデメリット
匿名で相談するデメリットは以下となります。
- 個人や会社に関する情報を話せないため、適切な回答を得られない場合がある。
- 情報や証拠不十分で労基署や労働局長への取り次ぎが難しくなる。
匿名での相談はアドバイスに留まるケースがほとんどです。
会社へ介入してもらうからには、ある程度の個人情報と証拠の提示が必要となるので窓口の方とよく相談して判断してください。

まずは匿名で総合労働相談コーナーに相談してみて、窓口の方と今後の方向性を話し合った都合で個人情報の開示を考えればいいです。

労基署との違いは?パワハラ相談は総合労働相談コーナーへ

総合労働相談コーナーと労基署との違いは、相談内容はもとより行使できる権限が違います。
労基署には「労働基準監督官」という専門職員が会社を調査し警察同様に逮捕や捜査ができる権限をもっており、企業に対し是正勧告ができます。
労基署が行う相談内容
労基署が取り扱う相談内容は、「賃金未払い」「長時間労働」「安全を配慮しない危険作業」など労働基準法を逸脱した相談に限ります。
その為、パワハラやモラハラなどのハラスメント行為や、いじめや嫌がらせなどの相談は、基本受け付けていません。
この場合は、総合労働相談コーナーか弁護士への相談となります。
総合労働相談コーナーは総合相談窓口
行政機関は複雑でどこで相談すればいいか分からず調べるだけで疲弊します。
総合労働相談コーナーは総合相談窓口の役割もあるので、まずは総合労働相談コーナーに「相談内容」と「どうしたいのか」を相談してみて適切な窓口に案内してもらった方が迷わずに済みます。

私も行政機関は毎回迷います。難しい言葉や手続きを理解するまで大変ですよね。そんなときのために総合窓口があると気軽に聞けて助かります。
総合労働相談コーナーが対応できる内容

労基署と総合労働相談コーナーの違いは説明しましたが、では総合労働相談コーナーは何をしてくれるのか解説していきます。
社内で解決できる方法を促す
総合労働相談コーナーは、相談内容を受け止め悩みを解消する手助けをしてくれます。
問題に対して解決できるプランを提案し相談者に合った方法を実行してもらう機関なので、最終的には自分で行動して解決しなければなりません。
自分だけで解決が困難な場合は指導、あっせんが可能
総合労働相談コーナーから解決案を出されても実行できるとは限りません。
自分一人で解決できない場合は、相談内容によりますが『個別労働紛争解決制度』を適用し、労働局長へ「指導」「あっせん」を取り次いでくれることがあります。
助言・指導とは
総合労働相談コーナーで相談内容が悪質と判断された場合は、助言・指導の申し出を行い、都道府県労働局長による助言と指導が会社側に言い渡されます。
助言・指導でも解決しない場合は、あっせん制度の移行が可能となります。
あっせん制度とは
総合労働相談コーナーで相談内容が悪質と判断された場合は、紛争調整委員会にあっせんの申請をすることであっせん委員が相談者と会社側の間を取り持ってくれます。
あっせん委員とは労働問題の専門家であるり、中立な立場で第三者として会社側と相談者側の双方の主張を確認し、調整と話し合いを行い解決に導いてくれます。
あくまでも相談者の見方ではないので間違えないようにしてください。
労働基準法の違反と判断された場合は労基署へ取り次ぐ
総合労働相談コーナーで労働基準法の違反を確認できれば労基署へ案内されます。
労基署は、助言指導やあっせんより強い是正勧告が行えますが、証拠の収集や事実関係の整理が必要となります。

行政が動くということは自分の覚悟を決めないといけません。一つの相談がどんどん大きな問題に発展し不安に感じることがあると思いますが、少しでも行動を起こさないと辛いまま仕事を続けるこになります。労基署に関しては以前まとめた記事があるので参考にしてください。
総合労働相談コーナー以外で利用できる各種相談窓口

総合労働相談コーナー以外にも相談窓口は存在します。
今回は国が運営している相談機関をまとめました。
1つの相談窓口に絞らず自分の相談に合った内容を、適切に対応してくれる相談窓口を見つけてください。
労働時間、賃金未払い、安全衛生などの労働基準関係法令に関するご相談
「ほっとライン」
厚生労働省管轄の労働条件相談窓口です。
開設時間:月~金:17:00~22:00 土・日・祝日:9:00~21:00※12月29日~1月3日を除く。
「ほっとライン」は、労働時間、賃金未払い、安全衛生などの労働基準関係法令に関する問題を、専門知識を持つ相談員が、法律や過去の事例をもとに相談や各関係機関の紹介などを行ってくれます。
メンタルヘルスの不調、過重労働、ストレスチェックなどの相談
働く人の「こころの耳電話相談」
厚生労働省の相談窓口です。
開設時間:月曜日・火曜日 17:00~22:00 / 土曜日・日曜日 10:00~16:00(祝日、年末年始はのぞく)
こころの耳電話相談では「メンタルヘルスの不調」「過重労働による健康障害」「ストレスチェック制度のこと」などを相談することができます。
慰謝料を請求したい場合
日本司法センター「法テラス」
- 電話受付:平日9時~21時 土曜9時~17時
- メール:24時間受付中
国によって設立された法的トラブル解決のための「総合案内所」です。
無料で相談でき利用件数は448万件にものぼります。

連日多くの相談者が窓口を叩いています。相談することは当たり前の行為なので恥ずかしがらず自分の悩みを打ち明けてみてください。

総合労働相談コーナーに関するまとめ

いかがでしたでしょうか?
問題を抱えているにも関わらず誰にも相談できない状況ならば、ぜひ一度総合労働相談コーナーに足を運んでみてはいかかでしょうか?
他にもいろいろな窓口があるので自分に合った解決方法を導いてもらえる可能性は十分にあります。
まずは悩みを打ち明ける所から始め、少しでも早く心のケアを行ってみてはいかがでしょうか。

自分の心と体を最優先してください。仕事は替えが聞きますがあなたの代わりはいません。あなたの尊厳をあなた自身のために労わってあげてください。
